出産後、会陰切開の傷が痛くて座るのも辛かった。そんな経験はありませんか?
会陰切開は多くのママが経験するにも関わらず、ケアの方法をきちんと教えてもらえないことがほとんどです。
この記事では、理学療法士として16年間働き、自身も会陰切開を経験した私ラビが、産後の会陰切開ケアについて正直にお伝えします。
この記事でわかること
- 会陰切開後に起こること
- 傷の回復を早めるケア
- 骨盤底筋との関係
会陰切開後に起こること
会陰切開とは、赤ちゃんが出やすいように会陰部を切開する処置のことです。
切開後は縫合されますが、傷が完全に回復するまでには個人差があります。帝王切開と経腟分娩を比べるものをではありませんが、産後のトイレは、経腟分娩で会陰切開後のほうが恐怖と辛さがありました。
一般的には:
産後1〜2週間:傷の痛みが強い時期。座る・歩くだけでも辛いことがある。
産後1ヶ月:傷の痛みが落ち着いてくる時期。ただし内部はまだ回復中。
産後3ヶ月以降:傷が安定してくる時期。ただしケアをしないと硬くなることがある。
私自身、産後しばらくは授乳のために座るたびに痛みがありました。理学療法士の知識があっても、自分のこととなると後回しにしてしまっていたのが正直なところです。
傷の回復を早めるケア
① 清潔を保つ シャワーでやさしく洗い流すだけでOKです。強くこすらないように。
② 座り方を工夫する ドーナツクッションや授乳クッションを使って、傷に直接圧がかからないようにしましょう。
③ 血流を促す 長時間同じ姿勢でいると回復が遅くなります。痛みのない範囲で少しずつ動きましょう。
④ 傷のマッサージ(産後3ヶ月以降) 傷が安定してきたら、オイルを使って傷周辺をやさしくほぐすことで硬くなった組織をやわらかくできます。
ただし、痛みがある場合は無理をしないでください
骨盤底筋との関係
会陰切開の傷と骨盤底筋は密接につながっています。
傷が硬くなると骨盤底筋の動きが制限され、尿漏れや骨盤の不安定感につながることがあります。
逆に骨盤底筋を正しく動かすことで、傷周辺の血流が良くなり回復を助けることができます。
ただし傷が痛い時期は無理は禁物です。まずは呼吸から始めましょう。
鼻から吸って、口からゆっくり吐く。
この呼吸だけで骨盤底筋は動いています。痛みがなければ、吐くときに骨盤底をふわっと引き上げるイメージを加えてみてください。
まとめ
会陰切開のケアは、傷を清潔に保ちながら、無理のない範囲で体を動かすことが大切です。
そして傷が安定してきたら、骨盤底筋のケアも一緒に始めていきましょう。
一人で抱え込まず、一緒に体を整えていきましょう。
理学療法士ラビ

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